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【ワークアゲインストーリー#4】自分と同じブランクのあるワークアゲインスタッフにとても勇気づけられました(武田朋恵さん)

2019年4月23日

あなたはいま、どのような仕事や働き方をしていますか?

東大発の無線通信ベンチャーで働いています。

現在はパートとして週3回1日6時間程度の勤務ですが、今後時短正社員として週5回の勤務に変更する予定です。担当業務は主に広報宣伝周りと経理です。

広報宣伝においてはPRや宣伝プランを社内の人々と相談しながら決めたり、プレスリリースの作成配信、メディアからの取材対応を担当しています。

経理では小口現金の管理や税理士との窓口を担っています。

特に広報宣伝は今後中心となって業務にあたっていくことが期待されており、以前広告関係の仕事をしていた頃から興味があったこともありやりがいを感じています。 

再就職をする前に抱えていた不安や思いは?

不安だらけでした。まずブランクあり小さい子どももいる私のような人間を雇ってくれる会社があるのだろうか。2つ目はまだ1歳の次男の預け先は確保できるのだろうか。

そして3つ目は自分に家事育児と仕事の両立ができるだろうかという不安です。

幸運にも就職と次男の保育園入園が叶い不安のうち2つはクリアできましたが、いまだ3つ目の不安を抱きながら日々過ごしています。

理解ある会社で少しずつ仕事のペースを上げていくことができているのでなんとかやってこれています。

再就職しようと思ったきっかけは?

夫の海外留学帯同から帰国し久々に学生時代の友人達と会ったときに、彼女達がキャリアの専門性を磨いていたり部下や後輩をマネジメントする立場になっていることに焦りを感じました。また、自分が専業主婦という立場を楽しめないタイプであることにも気づいていました。

ちょうど働き方改革で柔軟な働き方がしやすくなっているという社会の変化や好景気で人手不足という経済状況もあり、自分のブランクの期間や年齢も考えると「動くなら今しかない」という思いで再就職活動を始めました。 

再就職をするまでに苦労したことや取り組んだことは?

とにかく保活がいちばん大変でした。再就職に向けて動き出したのがちょうど秋だったので新年度入園を目指して自宅から通える範囲にある認可保育園・認証保育園・認可外保育園すべて見学に行き申込をしました。

それでも努力すれば必ずどうにかなる類のものでもなく、結果が出るのは2月に入ってからなので気を揉むしかないのが辛かったです。

その他には、世の中の動き、特にスタートアップ界隈の動向などについて日ごろから情報収集することを心がけました。夫が購読していたNews Picksなどはその辺りに関連したニュースが多く勉強になりました。 

今後どんなことをやってみたいですか?

仕事面では元々興味のあった広報を担当させてもらえることになったので、広報PR戦略を自ら立案し会社や製品の認知度を上げていきたいです。 

また、仕事をしながらも子ども達にもきちんと関わっていきたいので、彼らの成長や進学に合わせてその時々でベストなバランスを探っていけたらと思っています。

子ども達には私が仕事を楽しんでいる姿を見せることで、働くということをポジティブに捉えるようになってくれるといいなと期待しています。 

Warisワークアゲインを利用してみてよかったこと、他の方にオススメしたいポイントは?

「本当に再就職なんてできるだろうか?」と不安でいっぱいでしたが、小崎さん、秋元さんはじめ素敵にバリバリと働いているワークアゲインスタッフの皆さんが同じようにブランクありから再就職された方々という点にとても勇気づけられました。

また、キャリアカウンセリングで自分では気づいていない強みを言語化していただけるところもおすすめできる点だと思います。最後のミートアップイベントには想像以上に沢山の企業の方がいらっしゃり本当に貴重な機会をいただきました。

ブランクがある女性の雇用を前向きに考えてくださる企業をこれほど多く集めていただけるイベントはなかなかないと思います。

■プロフィール

武田朋恵さん

新卒で新聞社に入社、広告局で法人営業を担当する。その後大手自動車会社での秘書や非常勤日本語講師などを経て、Warisからの縁で2019年1月よりソナス株式会社でインターンをスタート。今後時短正社員での勤務継続が決定している。