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【ワークアゲインストーリー#7】とにかく行動しないことには何も変わらないと思い直し一歩を踏み出しました(江端 裕子さん)

2020年10月14日

あなたはいま、どのような仕事や働き方をしていますか?

政策提言や地方自治体の行政改革支援を行っている政策シンクタンクに、バックオフィススタッフとして週4日勤務しています。

経理、協力会員管理が主な担当業務です。

経理業務では、小口現金の管理や会計事務所に送るデータを作成しています。協力会員管理業務では、支援してくださる会員の方へ会員継続の案内を出したり問い合わせに対応したりといった業務がメインです。

再就職をする前に抱えていた不安や思いを教えてください。

専業主婦の期間が長かった私を正社員や契約社員として雇用してくれる企業はないのではないか、社会に出てそういった働き方を望むこと自体、おこがましいのではないかという不安がありました。

再就職しようと思ったきっかけを教えてください。

14年間の専業主婦期間を経て第1子が中学生になったのを機に2015年からパートタイムで再度働き始めました。その頃は、家庭以外にも自分の世界が広がり、働くことを通して知識や経験を積めることがただ楽しかったのですが、パートタイムで仕事を続けるうちに、もっと主体的に取り組める働き方がしたいと思うようになりました。

再就職をするまでに苦労したことや取り組んだことなどを教えてください。

再就職に向けて情報収集する中で、ひょんなことからブランク期間を経て再就職した方の記事が目に留まり、その記事の中で偶然Warisさんを知りました。早速ホームページを見てキャリアスクールの存在を知り、私でも再就職できる可能性があるかもしれないと一筋の光を見いだせたようでとてもワクワクしたのを覚えています。 

ただ、その時募集していた期の締め切りがその翌日で、当時勤めていた週5日のパートタイムの仕事と両立して通いきれるのか、ブランクがある人向けのキャリアスクールといっても私ほど長いブランクがある人はいないのではないか、正社員として働いた期間が結婚前の2年半ほどしかないのは私くらいじゃないか等、不安要素が勝ってしまい申し込む決断ができませんでした。その後、結果はどうであれとにかく行動しないことには何も変わらないと思い直し、次の期の案内をいただいて直ぐに申し込みをしました。 

キャリアスクールでは、ブランクの長さや年齢に差はあっても、再度働きたいという意欲に満ちた方に囲まれて、励ましあえる仲間のいることの心強さをひしひしと感じました。授業では、実際に企業で使用されているITツールについて学んだり、ワークを通して未来の自分のありたい姿を考えたりと、実務面とメンタル面の両方から様々な学びや気づきがありました。スクールやキャリアカウンセリングを通して、Warisさんが常に伴走してくださったことも大きな支えになりました。 

ミートアップイベントでお会いした企業さんとのご縁はつながらず、少なからず落ち込みましたが、その際もWarisさんが速やかに他の求人を紹介してくださり大変心強かったです。キャリアカウンセラーの方に掛けていただいた「諦めずに続けていけば必ずご縁のある企業につながる」という言葉も大きな支えになりました。 

情報収集のほかに「なぜ働きたいのか」ということを自分に問いかけ、深く掘りさげて考えました。私の場合は「成長している実感」「学び」を大事にしたいということに気が付きました。仕事を通して知らなかったことを知ったり経験が増えたり、精神的に成長出来たり、といったことを積み重ねていきたいと思っています。働くことへの価値観が明確になり私の想いを夫にしっかりと伝えられたことで、夫も就職活動に大いに協力してくれました。

今後どんなことをやってみたいか、教えてください。

伝えるスキルを高めたいと思っています。自分の考えを伝えることがあまり得意ではないのですが、日々業務を遂行する中でその重要性を感じています。まずは目の前の業務をスムーズに遂行できるようになることが第一ですが、その中で気が付いたことを提案し、業務の質を向上させていけるようになりたいです。

 スピード感があり、周りはエネルギッシュに働いている方ばかりで圧倒されますが、少しでも近づけるようまずは体力アップすべく水泳を始めたいと思っています!

Warisワークアゲインを知ったきっかけと利用したサービスを教えてください。

ブランク期間を経て再就職した方の記事をネットで見かけ、そちらの記事の中でWarisさんを知りました。ワークアゲインに登録し、キャリアスクールに参加しました。

Warisワークアゲインを利用してみてよかったこと、他の方にオススメしたいポイントを教えてください。

再就職に向けて伴走してくれる方がいるということです。就活のプロとして様々な助言をもらえますし、精神面でも大きな支えになりました。離職期間が長いと過度に自分を卑下してしまい自信を無くしがちですが、自分では気が付けない強みを言語化してくれて、臆することなくそれをアピールすることの大切さを教えていただきました。キャリアスクールで一緒になった仲間たちと不安や葛藤を共有して励まし合えたことも、とても心強かったです。受講生と共同で行うワークでは、ペアになった方の自分にはなかった視点にハッとさせられ、新たな気づきを得ることができました。

■プロフィール

江端裕子さん

大学卒業後、編集プロダクションで健康・福祉に関する雑誌の編集業務に従事。結婚を機に家庭に入り、14年間のブランクを経て塾講師としてパートタイムで仕事を再開。その後、国立大学に総務担当の非常勤職員として勤務。2020年3月から一般社団法人構想日本に入職。経理業務、会員管理業務を担当。