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【ワークアゲインストーリー#6】志望企業との面談も最終面談まですべてオンラインでスムーズに(藤田 絵里香さん)

2020年6月20日

あなたはいま、どのような仕事や働き方をしていますか?

私にとって未経験の業種になりますが、これまでやってきた経理の知識や経験を活かせる、ファンドのバックオフィス業務を専門に行う企業へ、週5日のフルタイムで勤務予定です。

再就職をする前に抱えていた不安や思いは?

以前、長男を出産後に再就職活動をしたことがあるのですが、その時の活動は本当に厳しく、今回は4年超の海外駐在への帯同後でブランクもあるため、さらに厳しい再就職活動になるに違いないと思い、とても不安でした。しかも、今回のドイツ駐在から本帰国することが決まったのは、コロナウイルスによる環境や情勢の変化が起こり始めたころだったので、さらに不安が増しました。

再就職しようと思ったきっかけは?

以前からなんとなく、本帰国後は働きたいと考えていましたが、子供がいるのに仕事を見つけられるのか、これまでのキャリアはどうなるのか、漠然とした不安も抱えていました。ドイツでは託児サービスのある語学学校にずっと通っており、その語学学校や、次男と通っていたプレイグループで様々な国のママ友と交流することがありました。 

そういった場所では、よく職業を質問をされることがあり、日本だと「専業主婦です。」という回答で終わりになることも多いと思うのですが、こちらだと、「今は一時的に専業主婦をしているけど、大学では税法を専攻し、職業は経理です。」というように、大学で専攻したことや長く働いたキャリアに基づく「本業」に相当するような職業を答えることが多く、そういったやりとりを繰り返すうちに、働きたいなら子供がいてもキャリアは諦めなくていいのではないかと考えるようになりました。

再就職をするまでに苦労したことや取り組んだことは?

本帰国が決まってから、すぐに大手の転職サイトや企業からのオファーが受け取れるサービスに登録しました。その後、何度もコンタクトはいただいたのですが、今、現在、ドイツに滞在していることや、小さな子供がいることを伝えると話が流れてしまうばかりでした。転職エージェントにもいくつか登録しようとしたのですが、EUの厳しい個人情報規制の問題からか、ヨーロッパからの登録は受け付けてもらえず、登録さえできないこともありました。

しかし、ネットでWarisさんのことを知り、また断られるかもしれないと思いつつも、再就職サポートをお願いしたところ、受け付けてもらえ、そこからは自分でも驚くほどスムーズに就職内定までたどり着けました。

主人の会社は、帯同している妻の仕事を原則禁止している会社だったのですが、何年滞在するか分からない中で、無職期間が伸びることに不安がありました。ドイツにいたのは4年超でしたが、最近知り合う駐妻の中には育休中の方も増えているので、無職で日本にもどることに対する焦りはさらに強かったです。しかし、海外で生活する大変さを理解し、それを評価してくれる企業もあるので、めげずに再就職活動を続けてよかったと思います。また、滞在中にいろいろな国の人たちと話をすることができたことは、今の私にとって貴重な経験になったと思っています。

今後どんなことをやってみたいですか?

新しい業界に足を踏み入れるので、その業界や新しい業務に、今はワクワクしています。かなり勉強もしないといけないと思っていますし、ワーキングマザーとして、生活との両立や効率の追求にもたくさんの努力が必要だと思います。

まだ子供達は小さく、実家も遠方ですが、それでも自分の働きたい気持ちとバランスが取れるように、自分らしい頑張り方を模索していきたいと思っています。

Warisワークアゲインを知ったきっかけは?

どちらのページだったのかは忘れてしまったのですが、本帰国準備中から就職活動をした方の体験談を読み、ママ向けの転職エージェントがあることを知りました。そこから、ママ向け転職エージェントを洗い出し、その中でWarisさんにたどりつきました。

Warisワークアゲインを利用してみてよかったこと、他の方にオススメしたいポイントは?

私はWarisさんの「駐妻駐夫向け お仕事紹介キャンペーン」(※)を見て、そこからWarisさんにコンタクトをとったのですが、とても親切に対応していただけて、それまでいろいろと断られる一方だった私にとって、Warisさんは救いの神さまでした。

私が問い合わせした際、コロナウイルス対応で、Warisさんでは在宅勤務が始まっていたようですが、すぐにキャリアアドバイザーの方とオンラインで面談できたり、志望企業との面談も最終面談まですべてオンラインでスムーズに手配していただけました。

アフターコロナの世界はどうなっていくのかわかりませんし、すべての企業がすぐにオンラインで採用活動を完了できるようにはならないかもしれませんが、この荒波をうまく乗りこなそうとする企業や団体は、きっと駐妻/駐夫のブランクや物理的距離などを技術やサポートで乗り越えていくと思いますので、Warisさんはきっとそういった企業と駐妻/駐夫をうまく結び付けてくれると思います。ぜひ、帰国準備中から再就職活動にトライしてみてください。

 

駐妻駐夫向け お仕事紹介キャンペーンは既に終了しています。

■プロフィール

藤田 絵里香さん

大学卒業後、医療機関の総務部にて勤務した後、製造業の経理へ転職。主に経費や子会社の決算を担当。第一子の出産を機に退職するも、再び会計事務所へ再就職。同会計事務所勤務中に夫がドイツへ駐在することになり、家族で駐在に帯同。4年超滞在したドイツ・デュッセルドルフにて次男を出産。2020年に本帰国することになり、家族4人で日本へ帰国。