ワークアゲインチームでは、様々な形で女性の再挑戦とキャリア継続を支援しており、その一環で明治大学スマートキャリアプログラムでの講座も担当しています!今回は8月4日に開催された、8回講座の最終回「プレゼンテーション&私のアクション」の様子をご紹介します。
オンライン時代の相手に伝えるためのPR術
第7回の講座では、Warisワークアゲイン エデュケーションプランナーの島谷から、自分を売り込むためのPR術を習得しました。企業への再就職、休業後の復職、フリーランスや起業への挑戦と、どのような働き方を選んでも、自分を知ってもらうためにはPR術が必要です。再就職を目指す方の面接ロールプレイでは、受講生が面接官役を担当し、その後は全員でディスカッションを行いました。これまでの講座で、自己理解と市場ニーズの洞察、キャリア資本の蓄積について学んできた受講生の皆さん。興味・関心と企業ニーズのつなげ方や、離職期間中の活動をどのように伝えるかについて、具体的な意見が飛び交い、オンライン面接での注意点も踏まえた実践的な講義となりました。
キャリア資本の蓄積方法を考えた、3年後のキャリア戦略を立てる
最終回の講座では、「これからの私のアクション」と題して、3年後のありたい姿を描き、キャリア資本(キャリア・キャピタル)と呼ばれるビジネス資本と社会関係資本、経済資本の蓄積方法を見える化します。ライフイベントとの折り合いもつけながら、いつ、何を重点的に蓄積するか考えるのです。その後は未来から現実を見据えて、まずは、スマートキャリアプログラム修了までに行うことを宣言しました。
主に3種類の宣言があり、ブランクを経て社会復帰し、起業経験もあるWarisリクルーティングコンサルタント・サーキュラーHR編集長の稲葉と、全8回講座の統括を担当したWaris島谷からの個別のアドバイスを受けて、それぞれのアクションプランのブラッシュアップを行いました。
<受講生の宣言と講師のアドバイスの一部抜粋>
【起業の準備を進めます宣言】
ビジネスアイデアを具体化し、発信や仕事獲得についてを行動を進めていく宣言。
講師からは、トレンドの紹介や他の起業家の事例の紹介があり、強みと掛け合わせて独自性を発揮することや、実績の出し方についてアドバイスがありました。
【就職活動を進めます宣言】
希望の絞り込みや応募書類のブラッシュアップなどに取り組む宣言。
講師からは、業界や職種ごとの市場ニーズのとらえ方について紹介があり、まずは市場ニーズがある場に身を置いて働きながら必要なスキルを拡充するようにアドバイスがありました。
【家庭環境整備を進める宣言】
周囲を巻き込み自分時間を獲得することや、過ごしやすい環境を作る宣言。
講師からは、家族の自活力を高める機会と捉えると進めやすいと話があり、短時間からでも仕事を始めながら進めていくようにアドバイスがありました。
70歳まで働く時代のキャリアデザイン
2021年4月、高年齢者雇用安定法が改正され、企業は従業員の70歳までの就業確保を講じることが努力義務となりました。AI/IoT化が進み業務遂行のやり方に変化が起こっていること等の背景から、離職期間がなく働き続ける方であってもニーズに合わせて何度でも学び直す時代です。総務省の調査によると、AI普及に対して、対人間関係能力や企画発想力、論理的思考などが求められると言われています。受講生の皆様は、ご自身のキャリアデザインに沿って再挑戦を行い、講座で学んだ知識・スキルを発揮されていくことでしょう。
Warisワークアゲインでは、これからも再挑戦を目指す方の支援を行ってまいります。
文部科学大臣認定「職業実践力育成プログラム」(BP)認定
「明治大学スマートキャリアプログラム」